2011-01-01から1年間の記事一覧

銃後の護りは完璧だ

原発作業員に敬意を 非常勤講師 大山通子・60歳(東京都武蔵野市) 13日付本紙2社面「ふくしま作業員日誌」での男性の言葉を読み、本当にショックを受けました。 この男性は6次か7次の下請けで、日当も8千円。危険手当も付かない。同じ仕事をしていて4次下請…

でもしか教師

漁師見下す教師に怒り大学生 谷奥琴音・19歳(東京都昭島市) 私の身内には、現在高校受験を控えた男の子がいます。お世辞にも勉強が得意とはいえず、志望校も受かるかどうかという子です。 そんな彼と母親が先日、担任との三者面談を行ったのですが、その時…

サンタを待つ女

クリスマス 娘との攻防 会社員 吉川実・49歳(神奈川県平塚市) クリスマスが近付いてきました。私の中学3年生になる娘は、いまだにサンタクロースの存在を信じているようで、「今年はサンタさん、何を持ってきてくれるのかな」と言っています。 娘には小さ…

危険な超光速

アップし忘れてた。少し前だけど、10月10日付東京新聞投稿欄より。 「超光速」の研究慎重に 高校生 長井弘輝・17歳(東京都杉並区) 名古屋大学を含む国際研究機関の実験で、ニュートリノという物質が、光よりも速いという結果が発表された。 もしこれが実証…

市民目線の奇策

産業空洞化 対策を急げ不動産業 松原央佳・35歳(東京都世田谷区) 近年日本の経済低迷の原因の一つに、人口の減少が挙げられている。老衰などで死亡が出生を上回るほか、企業が海外に移転すれば従業員も移住してさらに人口が減少してしまう。このままでは日…

言葉の力暴走中

「広報 東京都」8月号より。 水道橋博士が語るはかせのはなし 身につけたい「言葉の力」 先日、ある番組で東京都副知事の猪瀬直樹さんにお会いしました。 随分、久しぶりでしたが、猪瀬さんの新刊本の話から楽屋話は始まりました。 作家同士の都知事と副知事…

地を穿つ魔

6月10日付東京新聞「こちら特報部」より。 「地下原発」は菅降ろし?/超党派議連発足の狙いは 深刻な大震災や福島第1原発事故のさなかに国民をあきれさせた菅直人内閣の不信任騒動。その渦中の先月31日、超党派による「地下式原子力発電所政策推進議連」が…

チェンジリングin羽村

6月10日付東京新聞地域面より。 乳児世話OK 施設にステッカー 羽村市 羽村市は本年度、授乳やおむつ替えができる公共施設で、「あかちゃん休憩室」と記したステッカーを授乳スペースなどに掲示している。民間施設にも配布し、子育て世帯が外出しやすい街づ…

みんな壊してやる

さあ来い新幹線、踏み潰してやる! という感じで、さすが円谷英二を生んだ東北へのエールです。作っちゃ壊し、復興しちゃ壊し。怪獣は究極の公共事業か。東北で怪獣というと、大方はまずバランを思い浮かべるところでしょうが、個人的には『キンゴジ』の、東…

原発もみんなで動かせば怖くない

6月8日付東京新聞「こちら特報部」より。 大連立“真の狙い”は/駆け引き優先 国会休業? ドイツでは6日、福島第1原発事故を受けて、2022年までの原発全廃が閣議決定された。一方、日本の国会議員は、原発事故の収束や大震災の復興に全力を注ぐべき時に、大連…

6月3日付東京新聞「こちら特報部」より。

菅降ろしに原発の影/首相なぜ追いつめられた 不信任決議や党分裂の最悪の事態こそ回避したものの、「辞意表明」へと追い込まれた菅直人首相。首相として求心力は放棄したのも同然だ。それにしても「菅おろし」の風は、なぜ今、急に、これほどの力を得たのか…

コンピュータを監視する国を監視しろ

東京新聞5月1日付特報欄より。 コンピューター監視法案 衆院通過 「憲法や刑法と矛盾」/「記録命令つき差し押さえ」新たな強制的手法も 「コンピューター監視法案」と総称される刑法などの改正法案が先月31日、衆院を通過し、参院に送られた。 「条文が分か…

怪談仕込み中

5月25日付東京新聞夕刊文化欄より。 怪談トークで東北支援/東雅夫日本民俗学の父・柳田國男の名著『遠野物語』は、岩手県遠野地方出身の文学青年・佐々木喜善が、柳田邸で催された怪談会の席で披露した地元岩手の怪談奇聞を、柳田が筆録再話して成った。今…

ムタかカブキか

5月21日付東京新聞投稿欄より。 6億円強奪自衛策甘い 無職 池田七郎・88歳(東京都大田区) 東京都立川市の「日月警備保障立川営業所」で、6億円余りが強奪される、恐るべき事件があった。 警備保障という立派な名称を持ちながら本来の目的を逸脱するとは驚…

オフレコバスター

5月18日付東京新聞より。 私説 論説室から オフレコ発言が示す真実/長谷川幸洋 福島第一原発事故の賠償枠組み案に関連して、枝野幸男官房長官が銀行の債権放棄がなければ 「国民の理解はとうてい得られない」 と会見で発言した。 すると、玄葉光一郎国家戦…

歌舞伎おそるるに足らず

東京新聞夕刊連載・松本幸四郎「この道」(10年12月25日付)より。 昭和32(1957)年文学座の『明智光秀』に父と出ていた時のこと。劇評では父ばかりが絶賛され、文学座にはどうにも分の悪い状況のまま千秋楽を迎えた。その最後の舞台を袖から見ていた僕の前…

電気あります

5月12日付東京新聞「こちら特報部」より。 「電力不足キャンペーン」にモノ申す 広野火力復旧へ 夏もOK 中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の停止決定を機に、またぞろ「電力不足キャンペーン」が始まった。中電による電力融通の打ち切りが理由のようだが、…

出動! 夜桜ポリス

ちょっと古いけど、整理してたら出てきた昨年12月25日付東京新聞夕刊より。 日本人の街娼急増「夜桜ポリス」更正も指導 東京都内の盛り場の路上に立ち、男性客を売春に誘う日本人女性が急増している。十年前は外国人が圧倒的に多く、逮捕者全体に占める日本…

見られて困るならやるな

5月6日付東京新聞より。 民主・石井副代表ら、比でゴルフ 「目につかないと思った」【マニラ共同】民主党の震災対策副本部長を務めている石井一副代表ら同党議員3人が、訪問先のフィリピン・マニラ首都圏郊外のゴルフ場で5日、在留邦人らとゴルフをしていた…

レッツゴー仮面ライダー

先日、妻が仕事で出かけた隙を盗んで『レッツゴー仮面ライダー』を観てきた。思い出に泥を塗られたような『オールライダー対大ショッカー』と同じ監督・脚本コンビなので少々不安だったのだが、あちらが平成ライダー10周年だとすれば、こちらはライダー生誕4…

名は体を表す

5月3日付東京新聞読者欄より。 津波災害に名称変えて 無職 佐伯禎明・78歳(東京都世田谷区) 死者・行方不明者合わせて2万5千人を超える「東日本大震災」では、津波のことが忘れられてしまうから呼び方を変えてほしいという大津波の被災者の悲痛な訴えが、4…

仮面ライダー対大邪神軍団

仮面ライダーとクトゥルーをはしごするという、ダメな大人の休日を満喫した。まずは日本橋三越で開催中の仮面ライダー展。連休後半の初日だけあって、大きいお友達と小さいお友達でなかなかの混雑ぶり。 第1部は石ノ森章太郎の原画展示で、デザイン画や各種…

総統閣下、叱りつけてやってください

東京新聞のTV欄に掲載される輪番制のコラム「言いたい放談」(4月29日付)より。 有事のリーダー 西 正(オフィスN代表) 今回の震災は確かに未曾有の出来事でもあったし、原発の問題もセットになってしまったことから、復興といっても簡単ではないことは分…

いつも心に伊福部昭

5月1日・産経ニュースより。 緊急地震速報…チャイムに苦心の音色 「ゴジラ」の検討も チャランチャラン…。3月11日以降、テレビから頻繁に流れる緊急地震速報の警報音。このチャイムは、NHKの依頼で伊福部達(とおる)・東京大名誉教授(高齢社会総合研究…

いざとなったら珠を出せ

東京新聞が河北新報と協力して掲載している、被災地の人と読者の心をつなぐメッセージ「つなぐ心」より。 神奈川県秦野市、主婦後藤八代子さん(68) いまだ続く余震災害に謹んでお見舞い申し上げます。現地の状況を知り、言葉を失いつつ、水代にでもと振り…

石原は脱いでもスゴいんです

石原慎太郎4月28日会見より(東京新聞)。 ―世田谷区の保坂展人・新区長は、選挙で外郭環状道路の計画凍結を訴えてきた。 ナンセンス。昔から共産党とか社会党の左翼は同じことを言ってきた。なぜ反対なの。あそこの選挙も、自民党が割れちゃった。かつて、…

タコ社長はつらいよ

東京新聞の夕刊に、倍賞千恵子が「この道」という自伝エッセイを連載しているんだが、お酒に絡んでこんな話があった。(4月23日付) 若いころですが「男はつらいよ」の打ち上げの後、夫役の前田吟さんに誘われ、「タコ社長」役の太宰久雄さんと3人で横浜の…

石原災害レベル7

東京新聞が定期的に掲載している石原知事の会見ファイルより。まずは4月15日発言分。 夏の節電に関して政府が政令らしきものを出した。しかし、例えば地下鉄(の使用電力)がピーク時に36万キロワットなのに比べて(東京電力管内の)パチンコは84万キロワッ…

アイム、チョーノ お前らつぶすぞ!

4月22日付東京新聞より。 蝶野正洋さん「震災悪用詐欺はたたきつぶすぞ」非行防止ポスター 警視庁が感謝状 警視庁生活安全部は21日、春の非行防止ポスターのキャラクターとなったプロレスラーの蝶野正洋さんに感謝状を贈った。 サングラスに黒いジャケット姿…

40歳以上を信用するな

4月18日付東京新聞投稿欄より。 都知事選で世代間格差主婦 関口真弓・29歳(埼玉県朝霞市) 東京都知事選で、石原慎太郎氏が四選を果たした。しかし出口調査の結果を年代別に分けてみると、若い世代ほど石原氏への投票が少なく、二十代や三十代では東国原英…