2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

いざとなったら珠を出せ

東京新聞が河北新報と協力して掲載している、被災地の人と読者の心をつなぐメッセージ「つなぐ心」より。 神奈川県秦野市、主婦後藤八代子さん(68) いまだ続く余震災害に謹んでお見舞い申し上げます。現地の状況を知り、言葉を失いつつ、水代にでもと振り…

石原は脱いでもスゴいんです

石原慎太郎4月28日会見より(東京新聞)。 ―世田谷区の保坂展人・新区長は、選挙で外郭環状道路の計画凍結を訴えてきた。 ナンセンス。昔から共産党とか社会党の左翼は同じことを言ってきた。なぜ反対なの。あそこの選挙も、自民党が割れちゃった。かつて、…

タコ社長はつらいよ

東京新聞の夕刊に、倍賞千恵子が「この道」という自伝エッセイを連載しているんだが、お酒に絡んでこんな話があった。(4月23日付) 若いころですが「男はつらいよ」の打ち上げの後、夫役の前田吟さんに誘われ、「タコ社長」役の太宰久雄さんと3人で横浜の…

石原災害レベル7

東京新聞が定期的に掲載している石原知事の会見ファイルより。まずは4月15日発言分。 夏の節電に関して政府が政令らしきものを出した。しかし、例えば地下鉄(の使用電力)がピーク時に36万キロワットなのに比べて(東京電力管内の)パチンコは84万キロワッ…

アイム、チョーノ お前らつぶすぞ!

4月22日付東京新聞より。 蝶野正洋さん「震災悪用詐欺はたたきつぶすぞ」非行防止ポスター 警視庁が感謝状 警視庁生活安全部は21日、春の非行防止ポスターのキャラクターとなったプロレスラーの蝶野正洋さんに感謝状を贈った。 サングラスに黒いジャケット姿…

40歳以上を信用するな

4月18日付東京新聞投稿欄より。 都知事選で世代間格差主婦 関口真弓・29歳(埼玉県朝霞市) 東京都知事選で、石原慎太郎氏が四選を果たした。しかし出口調査の結果を年代別に分けてみると、若い世代ほど石原氏への投票が少なく、二十代や三十代では東国原英…

ふたつの双葉町

4月18日付東京新聞より。 「埼玉」とすれ違う思い 福島県内避難の双葉町民 「少しでも故郷の近くに」「みんなこっちに来い」 福島第一原発の事故で、町民約7000人のうち約1400人が役場ごと埼玉県に移転した福島県双葉町。一方、故郷に近い福島県内にとどまる…

娘が語る渡辺啓助

4月16日の推理作家協会・土曜サロンのゲストは、渡辺啓助の娘で画家・ギャラリストの渡辺東さん。いろいろと伺った中から、個人的に特に印象に残った話を覚書として残しておく。 渡辺啓助はたいへん遊び好きだった。弟の温とともに「瀕死の白鳥」を踊ったり…

神様が語るプロ野球と災害(その3)

白球の記憶 災害復興とプロ野球 杉下茂さんに聞く 下 東西対抗戦開催(1945年) 終戦直後 鈴なりの人 私は1925(大正14)年に東京・神田で生まれた。関東大震災はその2年前のことで体験はしていないが、24年に始まった選抜高校野球は、震災復興の願いを込め…

神様が語るプロ野球と災害(その2)

白球の記憶 災害復興とプロ野球 杉下茂さんに聞く 中 中日球場大火災(1951年) 被災者「野球頑張れ」 私は伊勢湾台風の他にも災害に遭った。これは人災だ。1951年8月19日中日球場(現ナゴヤ球場)で行われた中日―巨人戦の最中に起きた大火災は、プロ野球史…

神様が語るプロ野球と災害(その1)

3月28日〜29日にかけて東京新聞に掲載された、プロ野球と災害についての“フォークボールの神様”杉下茂の回顧談。 白球の記憶 災害復興とプロ野球 杉下茂さんに聞く 東日本大震災発生から2週間あまりが過ぎた。多くのスポーツイベントが中止となる中、選抜高…

ホテルという名のホテル

イラストの方にはしっかり残っているにもかかわらず、白を塗りたくって消された名前が、訳あり感を醸し出してます。

亀の進軍、甲羅は割れて

4月6日付東京新聞投稿欄より。 異変の前兆あるのかも 自営業 芹沢由美・49歳(静岡県沼津市)3月29日付解説面「こちら編集委員室」に、地震前日の異様な雲のことが書かれていました。私も、今年に入ってから何度か、「地震雲」といわれるような筋状の雲を目…

三多摩は下駄の雪

東京新聞が都知事選の主要5候補に取った、政策に関するアンケートより多摩・島部の振興について。(4月4日付) 「昨夏の猛暑で、多摩地区の小中学校は23区に比べて教室への冷房整備率が低いことが注目された。こうした『格差』の指摘に対し、多摩や島部の振…

日本の正しい教科書

東京新聞3月31日付「中学校教科書検定 思考力や表現力重視」より、「伝統文化」の盛り込みに苦心する各社のあの手この手。 (略)「伝統と文化の尊重」「公共の精神」などを教育の目標に掲げた改正教育基本法。教科書会社はあの手この手で、教科書に法の理念…

瓦礫も死体も踏み越えて

4月2日付東京新聞投稿欄より。 自衛隊利用 政治主導で パート 中川彰子・58歳(東京都町田市)大震災発生後、十日近くもたった日に、おむすび一つを二人で分けているとか、急に体調が悪くなって亡くなるお年寄りが幾人もいるといったテレビ報道を見て、政治…

飲み屋の達人

3月24日付東京新聞夕刊、マイク・モラスキーの連載コラム「私の東京千鳥足遍歴」より。 居酒屋での会話術 川崎市の溝の口駅西口商店街の立ち飲み屋は、客層が厚いのも魅力。このごろスーツ姿のサラリーマンが目立つが、作業服の労働者も、地元の商店主も、た…