瓦礫も死体も踏み越えて

4月2日付東京新聞投稿欄より。

自衛隊利用 政治主導で
パート 中川彰子・58歳(東京都町田市)

大震災発生後、十日近くもたった日に、おむすび一つを二人で分けているとか、急に体調が悪くなって亡くなるお年寄りが幾人もいるといったテレビ報道を見て、政治の強い指導力があったらと残念に思いました。
例えばこういうことはできなかったのでしょうか。自衛隊の艦船数隻に戦車何台かを載せ、それぞれの被災地へ向かわせる。自衛隊の艦船なら港が壊れていても何とか接岸できるし、千人や二千人分の食事を作る厨房があるはずです。
戦車でガレキの山になった町や村を乗り越えて、船内で調理された温かい料理のお弁当をはじめ、ストーブや毛布などの生活物資を運ぶことも、さらに急病人を軍艦に搬送することもできたと思います。

何だ、この戦車幻想は? ヘリじゃ駄目なのか?