いざとなったら珠を出せ

東京新聞河北新報と協力して掲載している、被災地の人と読者の心をつなぐメッセージ「つなぐ心」より。

神奈川県秦野市、主婦後藤八代子さん(68)
いまだ続く余震災害に謹んでお見舞い申し上げます。現地の状況を知り、言葉を失いつつ、水代にでもと振り込みをさせていただいております。支援の形は人の数あっていいと。今考えているのは“死者、不明の方々の数だけつなぐ数珠玉。誰もが自由意思で哀悼を表し、一日も早い発見を願い、一粒でも何粒でも糸に通し一つの大きな輪にしてお届けしたい。

2万6千粒の数珠……。寂聴だって扱いかねるぞ。
折り鶴とどっちがいいだろう?