出動! 夜桜ポリス

ちょっと古いけど、整理してたら出てきた昨年12月25日付東京新聞夕刊より。

日本人の街娼急増「夜桜ポリス」更正も指導


東京都内の盛り場の路上に立ち、男性客を売春に誘う日本人女性が急増している。十年前は外国人が圧倒的に多く、逮捕者全体に占める日本人の割合は4%にすぎなかったが、最近では3人に2人が日本人と逆転。安易な小遣い稼ぎが動機の若い女性が目立つという。警視庁保安課は、背後に暴力団がいるとみて、専門の女性捜査官を通称
夜桜ポリス
と名付け、売春の取り締まりと女性保護に本格的に乗り出した。

〔中略〕摘発と保護に当たる夜桜ポリスは、子どもや女性を狙った犯罪の取り締まりで実績がある「さくらポリス」にあやかって命名。女性捜査官を従来の4人から5人に増強した。
5人は30〜40代で、同課幹部は
母親や姉のつもりで、売春するようになった経緯を聞き取り人情の機微に触れる言葉で二度と手を染めないよう導きたい
としている。

“夜桜お銀”とかそんな感じで、確かに人情派っぽいかも。
でも「母親や姉のつもりで〔…〕聞き取り」「人情の機微に触れる言葉で〔…〕導きたい」と、意気込みを平板な役人口調で説明されると、そんな簡単にいくか! と突っ込みたくなる。
「4人から5人に増強」というのも頼りないね。


こんなの

ではないはず。