オレにお菓子を食わせろ! 女はウソつきだ!/中高生の叫び

整理してた古新聞の投書欄より。いずれも2010年11月29日付東京新聞

校則厳しくつまらない
高校生・18歳(千葉県柏市


「学校に行きたくない」と僕は時々思う。たしかに、学校に行けば友達と話したり、楽しいところもありますが、校則が厳しく、髪を染めたり、携帯電話の使用禁止。お菓子の持ち込みもだめ。僕がやりたいことが制限されています。
 先生もすぐ怒ったり、差別します。授業も、将来必要なさそうな歴史や現代国語、古典など勉強して、時間がもったいないと思います。これらの理由から学校に行きたくないのです。
 しかし、つまらない学校生活の中で、唯一楽しみなのが部活動。学校生活でたまったストレスが解消されるからです。
 でも今は部活動も引退してやることもなく、つまらなくなると思いますが、友達と遊んだり、思い出を作ろうと思います。

 中高生の学校に対する幼稚な不満を煮染めたような内容なんですが、わざわざ新聞に投書してくるとは……。彼は本当に何のために学校に行ってたんですかね? 今は成人している彼の「将来」がちょっと心配です。

本当の年齢なぜ言えぬ
中学生・13歳(東京都港区)


 僕はこんな疑問を持った。うちの女の先生はなぜ、年をごまかすのか。どう見ても、20歳代のはずはないのに、20歳代だと言い張る。なぜか…。
 若い女の人に「おばさん」と言って怒られるのはわかる。だが100人に聞いて99%の人が「この人は20代ではない」と言うにもかかわらず、「本当は40代じゃない」とクラスメートが言うと、意味の分からない言い訳をする。
 皆さんは自分の本当の年齢を知られるのがいやですか。僕はそうは思わない。本当に大切なのは、自分の生きてきた年月の中で、どれだけ自分が成長できたかだと思っている。僕は40歳、50歳になっても年とは関係なく、胸を張って生きていきたい。

 若さとはいろいろな意味で残酷なものだ……。いま彼はアンチエイジングの通販CMにいちいち突っ込んでるのかなあ。