8キロは遠すぎる

9月20日(金)

久しぶりに自転車乗り。多摩川沿いに遡って青梅を目指す。
日野・国立あたりから上流はめっきり田舎っぽくなって、山は近いわ木は生い茂るわ「マムシに注意」の看板が至るところに立ってるわで野趣に富んでいる。
羽村の取水堰まではサイクリングロード、そこから先は川とつかず離れずの一般道、25km強を2時間弱くらいで青梅に到着。
ここからさらにもう少し上流にある澤乃井園で、遅い昼食を取ろうと思っていたのだが、いささか甘い目論見だった。電車ではすぐ(当たり前だ)だが、もはや「渓流」といってもいいような地域。道路もスクロールしながら地味にアップダウンを繰り返す8km弱。朝飯もほとんど食ってないし、こんなことなら青梅からは素直に電車に乗っとけばよかったと後悔しつつ、何とか澤乃井までたどり着く。
川沿いの庭園で湯葉入りの蕎麦を食いながらアンバーエール。

本当は利き酒したいところだが、帰りが辛そうだしな――ていうかいけないんだよ飲んじゃ。
のんびりといい気分になっていたけど、ふと気づいたらこのビール、うちの近所にあるカミカゼビールで作ってるやつじゃないか。やっぱり酒にしておけばよかったか、などと微妙な気持ちも交えつつ、土産に豆腐と厚揚げと酒まんを買って(酒は重いからね)帰路へ。
やはり予想通り、青梅までがまず辛かった。そこから先は古本屋に寄ったりしつつ、本街道を避けた内陸部を通ってだるーく帰宅。