ストール湖の怪物!

ネッシー保護策、英政府が協議――サッチャー時代

英北部スコットランドネス湖にすむとされる伝説の怪獣ネッシーの保護について、サッチャー政権下の英国政府が、真剣な協議をしていたことが明らかになった。8日付の英紙サンデー・タイムズが報じた。
情報公開法に基づき公表された文書によると、ネッシー保護論議が行われたのは1985年。スウェーデン政府が、ストール湖にすむといわれた未確認生物への対応の参考目的で、ネッシーの事例を問い合わせたのがきっかけだった。
英国では、70年代から現職大臣が関心を示すほどネッシー熱が高まっていたが、賞金目当てのハンターらから守る法的な手だてはなかった。このため、外務省とスコットランド省の当局者が協議。新たな法整備は行わず、81年に制定の野生生物・田園地方保護法で、ネッシーをわなで捕えたり撃ったりする行為を禁止できると結論づけた。(1月9日付東京新聞/ロンドン・岡安大助)

 ストール湖の怪物がらみ、というところがマニア心を誘います。

 参考:UMAファン X29 超魔界帝国