キングシーサーに怒られるぞ

11月5日付東京新聞投稿欄より。

沖縄返還の記念館望む
会社員 吉崎富士夫(53)


日本政府は、沖縄返還40周年記念式典を準備しているのだろうか。とりわけこの時期、今月下旬の沖縄県知事選を前にして、米軍基地の移転先問題を抱える沖縄県民の方々ほど、この40年前の本土並み返還を喜んだ人たちはいないはずだ、と思う。
この返還に対して、ノーベル平和賞を受賞した故佐藤栄作元首相の功績をあらためてたたえるべきだし、ノルウェーノーベル賞委員会と共催で「世界平和サミット」でも式典に合わせて企画してみてはいかがだろうか。
もちろん出席者には、健在のノーベル平和賞受賞者の方々を招聘するのが礼儀であろう。日本発平和の祭典として、沖縄返還40周年を記念して、盛大に沖縄の地で開催する意義は大きいと思う。
できれば、後世の人たちに沖縄返還の歴史的経緯を正確に伝える沖縄返還40周年記念館を新たに造ってはどうだろうか。隣国には日本への憎悪を抱かせる歴史記念館の類も存在するが、日本の地には平和を愛する記念館がぴったりだ。

えーと、「この時期」これはブラックユーモアか何かなの?